刑事一代平塚八兵衛は、警視庁捜査一課で“捜査の神様”とまで呼ばれた、
警視庁きっての昭和を代表する名刑事。
自らの足で情報を稼ぎ、命がけで犯人とぶつかり合う職人気質の刑事で、
事件解決に凄まじいまでの情熱を燃やし、上司と喧嘩沙汰を起こすこともしばしば。
”落としの八兵衛””ケンカ八兵衛””鬼の八兵衛”などの異名を持ち、
そのキャラクターは多くのテレビドラマで主人公刑事のモデルになってきたと言われている。
手掛けた事件は殺人だけで124件。戦後日本の犯罪捜査の最前線に立ち続け、
『帝銀事件』・『下山事件』・『吉展ちゃん事件』・『三億円事件』など、
戦後事件史を飾る大事件のほとんどを担当した。
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