3.11その日石巻で何が起きたのか ~6枚の壁新聞~
3.11その日石巻で何が起きたのか
~6枚の壁新聞~
――2011年3月11日。宮城県・石巻市。
濁流は、石巻にある小さな新聞社・石巻日日新聞にも襲い掛かりました。
社屋は水に浸かり、輪転機も水没、そして電力の途絶・・・
この状況で新聞など出せるはずもありませんでした。
交通機関も遮断され、携帯電話もつながらない。
余震に次ぐ余震、繰り返される大津波警報。
孤立無援、完全に外界と隔絶されたこの街で、人々は情報パニックとなりました。
“情報”が欲しい…家族のために…
生きるために、今、ここ石巻で必要な情報が・・・
その時、新聞社のリーダー・近江社長が言いました。
「わかることだけでいい!手書きでいこう」
これに応えたのが、石巻日日新聞の記者たちだったのです。
こうして世界でも例を見ない手書きの壁新聞が作られる事となりました。
フェルトペンで書かれたこの壁新聞は、6日間だけ発行され、
現在「ジャーナリズムの聖地」、アメリカ・ワシントンD.C.の
「報道博物館」(NEWSEUM) に永久展示されています。
~6枚の壁新聞~
――2011年3月11日。宮城県・石巻市。
濁流は、石巻にある小さな新聞社・石巻日日新聞にも襲い掛かりました。
社屋は水に浸かり、輪転機も水没、そして電力の途絶・・・
この状況で新聞など出せるはずもありませんでした。
交通機関も遮断され、携帯電話もつながらない。
余震に次ぐ余震、繰り返される大津波警報。
孤立無援、完全に外界と隔絶されたこの街で、人々は情報パニックとなりました。
“情報”が欲しい…家族のために…
生きるために、今、ここ石巻で必要な情報が・・・
その時、新聞社のリーダー・近江社長が言いました。
「わかることだけでいい!手書きでいこう」
これに応えたのが、石巻日日新聞の記者たちだったのです。
こうして世界でも例を見ない手書きの壁新聞が作られる事となりました。
フェルトペンで書かれたこの壁新聞は、6日間だけ発行され、
現在「ジャーナリズムの聖地」、アメリカ・ワシントンD.C.の
「報道博物館」(NEWSEUM) に永久展示されています。
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