闇に抱かれて1982年作出版社に勤める美枝子は、
同じ会社に勤務する幼なじみの綾子と、
アパートの隣同士に住んでいた。
綾子は妻子あるルポライターの本間と不倫関係にあり、
恋人のいない美枝子は、
二人がアパートで体を重ねている間は
散歩に出ることにしていた。
ある日、会社に本間の妻が現れ、
お腹の子供を堕ろしたと言いながら綾子に手を上げた。
綾子はバーで知り合った男と、
三宅島へ自殺しに行くことを決意する。
美枝子は、妻との離婚を決めた本間と二人で、
綾子たちの後を追った。だがその三宅島で、
美枝子は本間と関係を結んでしまう。
自殺未遂を繰り返すが死にきれない綾子が、
二人の目の前に姿を現し…。
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